レポート>2011年ワールドユースデー・マドリッド大会     (’11/8/6〜13)

 

World Youth Day in Madrid
テーマ:「キリストに根ざして生きる(コロサイ2:7)」
日 程:Aコース:2011年8月7日(日)〜 8月23日(火)<17日間>
     Bコース:2011年8月15日(月)〜8月24日(水)<10日間>
 
*参加者の感想*
   「サンチャゴ巡礼〜イエスさまが越えた道」
 私は、今回のWYDにサンチャゴ巡礼から参加しました。5日間、100kmに及ぶ徒歩の旅は「信じられな〜い!」の連続でした。準備不足だった私は2日目のRedondela〜Pontevedraの道中で、体調を崩し歩けなくなりました。道ばたに座り込んで、みんなに追い越されていく中で、「日本に帰りたい!」と思いました。
 そんな中、声をかけてくれた人がいて、その後シスター方にもお世話になり、現地スタッフの方に宿まで送迎していただきました。それからは、沢山の人に気遣っていただき、感謝の連続でした。特に、スペイン人スタッフの女性が、私がトイレへ行くときなど、ずっと支えてくれたり、常に笑顔で接してくださったことが印象的でした。皆さんのおかげで、次の日から回復し、巡礼を続けることができました。途中、荷物を担いでくださった神父様にも、感謝しています。
 4日目のPortas〜Padronの道中にて、私は一人の韓国人の女の子と仲良くなりました。彼女はあまり体が強くないのに、私を気遣ってくれ、その明るさには勇気づけられました。坂道などにさしかかって苦しいときは、「イエス様もこんな道越えたのかなぁ」と話しながら励まし合いました。
 今回の旅を通して、仲間の大切さ、自分の過去を肯定することで前に進めることなどを学びました。ただ、何を選び、行動していくかは自己責任であるため、これからが重要なのだろうな、と思っています。
 最後になりましたが、高松教区、大阪教区の司教様、神父様、ブラザー、青年たちに深く御礼申し上げます。
 巡礼を通して〜多くの気づきと恵み
 まず今回の巡礼に参加できたことを感謝します。Bコースでも全日程の参加が難しかった私のためにブラザー八木が事務局に掛け合ってくださった事で、参加出来ました。中途参加になりましたが参加することすら難しいと思っていた私にとっては出発前から大きな恵みでした。
 途中からの参加だったのに班の人たちが温かく受け入れてくれたことがても嬉しかったです。短い期間だったけど、分かち合いや一緒に食事をする事で交流を深める事が出来ました。
 言葉の違いに不安があり自分から声をかけるということに勇気が必要でしたが、班の人たちに支えられて少しはコミュニケーションをとることが出来ました。
 巡礼なのにそんな格好で?と思われるかもしれませんが、持参していたゆかたを着ている事で、外国の方から声を掛けてもらい会話のきっかけが出来ました。ゆかたに助けられました。世界中から人々が集まるので、宗教的な交わりだけでなく文化的な交流もいいものだなと思いました(その為には語学力が必要だとつくづく思いましたが…)。世界の人々を見て、文化や考え方がいろいろあるんだな、ということを感じました。
 でも、教皇ミサの時にはキリストに根ざしてというテーマのもと集まった青年達が同じ気持ちでミサに与る事が出来たのではないかと思います。100万人以上の人が一つの場所に集まれるということに感動しました。
 最後になりましたが、WYD参加にあたり教区から多大な支援を頂きました。本当にありがとうございました。皆様に支えられての多くの恵みに感謝しています。この巡礼を通しての気づきや恵みを少しでも多くの人に伝えることができますように…。

 

写真集

マドリード地下鉄駅で

マドリード市内中心部
 

マドリード市内中心部
 
マドリード市内中心部

マドリード市内中心部

マドリード市内中心部
 

マドリード市内中心部

宿泊場所の聖堂(ドミニコ会修道院)

テゼの祈り会場は若者で溢れていた

アジアンユースデイ

アジアンユースデイ
 
宿泊場所の聖堂(ドミニコ会修道院)
 
キモノは人気でした
 
マドリード市内中心部
 
野外教皇ミサ会場
 
野外教皇ミサ会場
 
野外教皇ミサ会場

野外ミサ会場での暴風雨
 

野外ミサ会場での花火
 
 
野外ミサ会場での夜明け
 
野外ミサ会場の朝
 
パパ様到着
 
野外教皇ミサ(屋根の下が祭壇)
 
野外教皇ミサ
 
宿泊場所での感謝のミサ
 

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