レポート>第36回高松教区教会学校教師研修会
   (’10/8/21〜22、愛媛・郡中教会にて)

 

第36回教会学校教師研修会
日時 2010年8月21日(土)〜22日(日)
場所 愛媛県伊予市・カトリック郡中教会
テーマ 神様を伝えるーイエスの知っておられた父とはー
 今回は一度原点に返り、教会学校の目的を再確認するということから、テーマは「神様を伝えるーイエスの知っておられた父とはー」としました。講師はナミュールノートルダム修道会のシスター中島俊枝でした。
 約20名が参加し、教会学校に携わる者同士が普段の奮闘ぶりを分かち合い、お互いに刺激を受け合いました。その中で、中高生育成の必要性を感じました。
 シスター中島のお話から、私たちの信仰を振り返ったり、自分自身と向き合ったりしました。そこから気付く点が多々あり、子どもたちに信仰を伝えていくことの大切さを、この気づきの中から学びました。
* 参加者の感想 *
教会学校教師研修会に参加して

 8月21日、22日に愛媛にある郡中教会で行われた研修会に参加してきました。Sr.中島を迎え、「神様を伝える」というテーマで講話を聞いたり、意見交換をしたりしました。印象に残っていることは、1番はじめに神様のイメージを個々で考えたときです。そのとき項目には‘マイナスの面を考えてみましょう’と‘プラス面を思い出し味わってみましょう’の2つがありました。私は今までこのような集まりではプラス面は聞いたことはありましたが、自分以外の人から神様のマイナスのイメージというものを聞いたことがありませんでした。実際に聞いてみると、「裁きの神」というマイナスのイメージを持っている方がいたりして、共感できることや、考えること、他の人も自分と同じような考えを持っているという発見がありました。

 次に‘人の心には2つの面、2つの部分がある’ということについてお話を聞きました。内容は、心にはマイナス面、プラス面がある。プラス面は周りに影響を及ぼし大きくなり、神様に近づくことが出来る。マイナス面は放っておくと否定的になり、神様から遠ざかる要素となってしまう。しかし、マイナス面に気付き、意識することで恵の体験にかえることが出来る。ということでした。これは、私にとって、自分自身と向き合うきっかけでもあり、神さまについてゆっくりと考えるきっかけともなりました。そして、最後には「気付くことで、癒され解放され、自由な心になり、イエスの知っておられた慈しみとあわれみの神さまが私たちのうちでおおきくなる」とありました。

 ここで思い出して欲しいのが、1番はじめに行った、神さまのイメージを考えたときにマイナスの面があったということです。私はマイナスの面を考え、自分の中にこんなイメージがあると気付き、認めた事で神さまについてゆっくりと考え、そしてすんなりとプラスの面の神さまも自分のなかで受け入れることができました。また、個々でマイナスの面というものを気付き認めると、意見交換するなかで、私も年代が違うみなさんの前でも自分の考えというものを飾らずに正直に話すことができました。研修会では他にもまだまだ内容があり、充実した2日間となりました。この研修会に参加する機会を下さり、援助していただき本当にありがとうございました。

 

写真

ページの先頭   レポートに戻る   ホーム